母国の魅力に気付かされた海外留学の話

今回は「日本を発信したい」と思ったきっかけについてお話ししようと思います。

自分が海外留学に至った経緯は、若い頃から日本に違和感を感じていたからでした。私が通った中・高校は特に校則が厳しく、全くオシャレもできずにみんな同じような見た目をしている。ことあるごとに「連帯責任」という言葉で縛り付けられて、強制的に協調を求められる。そういう居心地の悪い場所でした。そんな個性を潰すような教育にずっと嫌気がさしていました。

その後大学を卒業して社会人になり、終わりのみえない仕事をこなすハードワークが始まりました。忙しくてストレスが溜まる中、上司や同僚にも気を使い、周囲の目や評価を気にしていたら心底疲れ切ってしまい、最後には感情が麻痺してしまい、なにをしていても楽しめなくなっていました。

そこで一気に「環境を変えよう!」と決心し、海外留学を決意することにしました。

留学先に選んだのはオーストラリアのシドニー。オーストラリアは協調性を重んじる日本と違い、一人一人の主張や個人の価値観を尊重する傾向にあります。そうした環境に身を置くことで、周りの目ばかりを気にする自分が変われるのではないかと思い、勇気を出して飛び込むことにしました。

実際にシドニーに留学をしてみて、本当に良かったと思っています。シャイで意見を言えなかった性格もかなり改善したと自分でも実感しています。今まで仲良くしていた友人からも「変わったね」と言われることが多くなりました。

オーストラリアはみんなとてもフレンドリーで親切で自由です。とても居心地はよかったのですが、同時に日本の良さにも気付きはじめました。
日本の方がご飯がおいしい」「交通機関が時間通りに動いている」「接客のおもてなしが違う」「日本製のものがとても質が良い」「和風の雰囲気が落ち着く」などなど

元々脱出したかった日本でしたが、故郷の良さに気付くたびに日本が恋しくなっている自分がいました。もう最後あたりには完全にホームシックになっていました。

海外留学という選択肢は、本当に正しかったと思っています。自分が変わったことも、以前より日本が好きになれたことも大きな成果でした。色々苦労もありましたが、今では留学経験で出会ったすべての事に心から感謝しています。

そうした背景もあり、私を育ててくれた日本の良さをもっと世界にアピールしていきたいと思うようになりました。
日本に違和感を抱いている人は、ぜひ一度海外に飛んでみてください。その先にはかならず得られるものがありますよ。